Spring Tool Suite 4の開発環境構築(Eclipseにインストール)|STS4


Spring Tools 4について


Spring Tools 4は、Eclipseにインストールして、利用することができます。

また、オープンソースであり、無料で利用できます。

今回は、EclipseにSpring Tools 4をインストールする方法について、紹介します。


動作環境

Spring Tools 4は、以下の環境で動作します。

・OS

Windows 64bit
Mac OS 64bit
Linux 64bit

・Eclipse

Eclipse 2018-12以降

*2019年3月時点では以下2つのEclipse

Eclipse 2018-12(Eclipse 4.10)
Eclipse 2019-03(Eclipse 4.11)

・JAVA

JDK 8、JDK 9、JDK 10、JDK 11

※64bit版のJDK

参考:Installation - Spring

開発環境を構築

開発環境

ここでは、以下の開発環境を構築します。

・OS

Windows10 64bit

・Eclipse

Eclipse 2018-12(Eclipse 4.10)

・JAVA

Eclipse実行用:jdk1.8.0_201 64bit
開発環境:jdk1.8.0_201 64bit
実行環境:jre1.8.0_201 64bit

・Spring Tools 4

Spring Tools 4 - for Spring Boot(aka Spring Tool Suite 4)4.1.2 RELEASE


構築手順1 インストール - Eclipse 2018-12


Eclipse 2018-12のインストールは、下記の記事を参照。

Eclipse 2018-12(Eclipse 4.10)の開発環境構築|Eclipse IDE for Enterprise Java Developers 

構築手順2 インストール - Spring Tools 4


ここでは、マーケットプレースで、Spring Tools 4をEclipseにインストールします。

まず、Eclipseを起動して、「ヘルプ」→「Eclipse マーケットプレース」を選択します。マーケットプレース画面で検索ボックスに「sts」を入力・検索して、該当するSpring Tools 4の「インストール」ボタンをクリックします。インストール対象項目がチェックされていることを確認して、「確認」ボタンをクリックします。






次に、ライセンスのレビュー画面で「使用条件の条項に同意します」を選択して、「完了」ボタンをクリックします。セキュリティー警告が表示されますが、「インストール」ボタンをクリックします。インストール完了後に、表示されたポップアップで「今すぐ再起動」ボタンをクリックします。






最後に、Spring Tools 4がインストールされていることを確認します。

Eclipseの再起動後、「ワークベンチ」をクリックして、「ヘルプ」→「Eclipse IDEについて」を選択して、「インストール詳細」ボタンをクリックします。Eclipe IDEインストール詳細画面の「プラグイン」タブを表示すると、Spring Tools 4のプラグインがいくつかインストールされていることを確認します。






これで、Spring Tools 4をインストールは完了です。

Spring Boot プロジェクト作成・起動


ここでは、Spring Boot プロジェクト「demo」を作成して、Spring Bootを起動します。

まず、Eclipseを起動して、「ファイル」→「新規」→「その他」を選択します。ウィザードを選択画面で「Spring Boot」の「Spring スターター・プロジェクトを」選択して、「次へ」ボタンをクリックします。




新規Springスターター・プロジェクト画面と新規Springスターター・プロジェクト依存関係画面は、そのままの設定で、「次へ」ボタン、「完了」ボタンをクリックします。これで、プロジェクト「demo」が作成されました。





次に、「Demo」を右クリック→「実行」→「Spring Boot アプリケーション」を選択すると、String Bootが起動します。コンソールに出力された実行結果を確認します。




Spring Tools 4のインストール方法について


この記事では、「Eclipse マーケットプレース」で、Spring Tools 4をインストールしましたが、Eclipseが提供している機能「新規ソフトウェアのインストール」で、下記の参考ページのp2リポジトリURLを利用して、インストールすることができます。

また、Spring Tools 4を手動でインストールすることは、推奨されていません。


参考:Installation - Spring


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