Spring Bootのapplication.propertiesを使用して、H2 コンソールの設定ができます。
ここでは、
以下のH2 コンソールの設定について、紹介します。
・コンソール利用設定
・コンソールパス設定
・トレース出力設定
・リモートアクセス設定
アプリケーションプロパティ - application.properties
application.propertiesでは、以下のH2 コンソールの設定をすることができます。・サンプル例
/src/main/resources/application.properties
spring.h2.console.enabled=true spring.h2.console.path=/h2-console spring.h2.console.settings.trace=false spring.h2.console.settings.web-allow-others=false
コンソール利用設定 - spring.h2.console.enabled
true:有効/false:無効
H2 コンソールの利用について設定します。
例えば、
H2 コンソールを利用したい場合は、「true」を設定します。これで、H2 コンソールを利用できるようになります。
コンソールパス設定 - spring.h2.console.path
H2 コンソールのパスを設定します。
例えば、
「/h2-console」を設定すると、
「/h2-console」を設定すると、
ブラウザで「http://localhost:8080/h2-console」にアクセスして、h2 コンソールを利用することができます。
トレース出力設定 - spring.h2.console.settings.trace
true:有効/false:無効
トレース出力について設定します。
例えば、
「true」を設定すると、トレース出力されるようになります。
リモートアクセス設定 - spring.h2.console.settings.web-allow-others
true:有効/false:無効
リモートアクセスについて設定します。
例えば、
「true」を設定すると、H2 コンソールにリモートアクセスできるようになります。
この場合、application.propertiesでspring.h2.console.enabledプロパティ、spring.h2.console.pathプロパティを設定しなくても、ブラウザで「http://localhost:8080/h2-console」にアクセスして、h2 コンソールを利用することができます。
1) サーブレットベースのWebアプリケーション開発している
2) com.h2DataBase:h2がクラスパス上にある
3) Spring Bootの開発者ツール(DEVTOOLS)を使用している
Spring Bootの開発者ツール(DEVTOOLS)を使用していないが、H2 コンソールを利用したい場合は、application.propertiesでspring.h2.console.enabledプロパティに「true」を設定して、利用することができます。
また、H2 コンソールは、開発中の使用のみを目的としていますので、本番環境では、spring.h2.console.enabledプロパティに「true」を設定しないなど、注意が必要です。
また、spring.h2.console.pathプロパティを使用して、H2 コンソールパスを任意のパスに設定することができます。
31.5 Using H2's Web Console
31.5.1 Changing the H2 Console's Path
メモ
H2 コンソールの利用
Spring Bootは、以下1)~3)の条件を満たす場合、H2 DataBaseが提供しているブラウザベースのH2 コンソールを自動で設定します。この場合、application.propertiesでspring.h2.console.enabledプロパティ、spring.h2.console.pathプロパティを設定しなくても、ブラウザで「http://localhost:8080/h2-console」にアクセスして、h2 コンソールを利用することができます。
1) サーブレットベースのWebアプリケーション開発している
2) com.h2DataBase:h2がクラスパス上にある
3) Spring Bootの開発者ツール(DEVTOOLS)を使用している
Spring Bootの開発者ツール(DEVTOOLS)を使用していないが、H2 コンソールを利用したい場合は、application.propertiesでspring.h2.console.enabledプロパティに「true」を設定して、利用することができます。
また、H2 コンソールは、開発中の使用のみを目的としていますので、本番環境では、spring.h2.console.enabledプロパティに「true」を設定しないなど、注意が必要です。
H2 コンソールパスのデフォルト設定
H2 コンソールパスは、spring.h2.console.pathプロパティを使用しない場合、デフォルトで「/h2-console」になっています。また、spring.h2.console.pathプロパティを使用して、H2 コンソールパスを任意のパスに設定することができます。
参考
H2's Web Console - Reference Guide(Spring Boot 2.1.3)31.5 Using H2's Web Console
31.5.1 Changing the H2 Console's Path
X. Appendices
A. Common application properties
# H2 Web Console (H2ConsoleProperties) spring.h2.console.enabled=false # Whether to enable the console. spring.h2.console.path=/h2-console # Path at which the console is available. spring.h2.console.settings.trace=false # Whether to enable trace output. spring.h2.console.settings.web-allow-others=false # Whether to enable remote access.
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