この記事では、
Mavenのセントラルリポジトリに存在しないサードパーティのjarファイル(外部jarファイルなど)をビルドで使用するために、Mavenのローカルリポジトリに配置して、pomファイルを設定する方法について、紹介します。
例えば、
Oracle JDBCドライバは、セントラルリポジトリに存在しないため、自分で用意しないといけません。ここでは、Oracle JDBCドライバをダウンロードして、ローカルリポジトリに配置して、pomファイルを設定します。
jarファイルがApache Mavenによって、正しく認識されるためには、jarファイルがローカルリポジトリの正しい場所に配置されている必要があります。
ここでは、以下の環境でOracle JDBCドライバを利用するために、Oracle JDBCドライバをMavenのローカルリポジトリに配置して、pomファイルを設定します。
・Windows 10 64bit
・Java 8
・Oracle Database 12c Release 1(12.1.0.2.0 v15) - Enterprise Edition(Amazon RDS)
・Maven 3.5.3
* 下記の記事でインストールしたApache Maven
Apache Mavenのダウンロード、インストール
・Spring Boot 2.1.3(Spring Tool Suite 4)
・JdbcTemplate 5.1.6
以下のOracle JDBCドライバをダウンロードします。
Oracle Database 12.1.0.2 JDBC Driver & UCP Downloads
・Oracle JDBCドライバ
ojdbc7.jar
・実行コマンド
* 実際には、以下のコマンドを実行しました。
・ディレクトリ
C:\Users\xxx\.m2\repository\{group-id}\{artifact-id}\{version}
* 実際には、以下のディレクトリが作成されて、Oracle JDBCドライバのjarファイルが配置されました。
C:\Users\xxx\.m2\repository\com\oracle\ojdbc\7
配置先となるディレクトリ「C:\Users\xxx\.m2\repository」は、デフォルトの配置先です。配置先を変更する場合は、インストールしたApache Mavenのフォルダにある「settings.xml」の「localRepository」タグで設定します。
・pomファイル
pom.xml
・dependencyの設定
* 実際には、以下の設定をしました。
Mavenのセントラルリポジトリに存在しないサードパーティのjarファイル(外部jarファイルなど)をビルドで使用するために、Mavenのローカルリポジトリに配置して、pomファイルを設定する方法について、紹介します。
例えば、
Oracle JDBCドライバは、セントラルリポジトリに存在しないため、自分で用意しないといけません。ここでは、Oracle JDBCドライバをダウンロードして、ローカルリポジトリに配置して、pomファイルを設定します。
jarファイルがApache Mavenによって、正しく認識されるためには、jarファイルがローカルリポジトリの正しい場所に配置されている必要があります。
開発環境
ここでは、以下の環境でOracle JDBCドライバを利用するために、Oracle JDBCドライバをMavenのローカルリポジトリに配置して、pomファイルを設定します。
・Windows 10 64bit
・Java 8
・Oracle Database 12c Release 1(12.1.0.2.0 v15) - Enterprise Edition(Amazon RDS)
・Maven 3.5.3
* 下記の記事でインストールしたApache Maven
Apache Mavenのダウンロード、インストール
・Spring Boot 2.1.3(Spring Tool Suite 4)
・JdbcTemplate 5.1.6
Oracle JDBCドライバをダウンロード
以下のOracle JDBCドライバをダウンロードします。
Oracle Database 12.1.0.2 JDBC Driver & UCP Downloads
・Oracle JDBCドライバ
ojdbc7.jar
jarファイルをローカルリポジトリに配置
コマンドプロンプトでコマンドを実行して、ダウンロードしたOracle JDBCドライバをローカルリポジトリに配置します。・実行コマンド
mvn install:install-file -Dfile={path-to-file} -DgroupId={group-id} -DartifactId={artifact-id} -Dversion={version} -Dpackaging={packaging}
* 実際には、以下のコマンドを実行しました。
mvn install:install-file -Dfile=C:\xxx\ojdbc7.jar -DgroupId=com.oracle -DartifactId=ojdbc -Dversion=7 -Dpackaging=jar
・ディレクトリ
C:\Users\xxx\.m2\repository\{group-id}\{artifact-id}\{version}
* 実際には、以下のディレクトリが作成されて、Oracle JDBCドライバのjarファイルが配置されました。
C:\Users\xxx\.m2\repository\com\oracle\ojdbc\7
配置先となるディレクトリ「C:\Users\xxx\.m2\repository」は、デフォルトの配置先です。配置先を変更する場合は、インストールしたApache Mavenのフォルダにある「settings.xml」の「localRepository」タグで設定します。
pomファイルの設定
pomファイルで<dependencies>~</dependencies>の間に以下のdependencyの設定をします。・pomファイル
pom.xml
・dependencyの設定
<dependency> <groupId>{group-id}</groupId> <artifactId>{artifact-id}</artifactId> <version>{version}</version> </dependency>
* 実際には、以下の設定をしました。
<dependency> <groupId>com.oracle</groupId> <artifactId>ojdbc</artifactId> <version>7</version> </dependency>
参考
Guide to installing 3rd party JARsスポンサーリンク
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