この記事では、
Spring Boot アプリケーションで、例外などのエラーが発生した場合に、ブラウザにWhite Label Pageではなく、静的なエラーページ(HTML)を表示します。
・Windows 10 64bit
HTTP エラーが発生した場合も、このエラーページが表示されてしまいますが、HTTP エラーが発生した場合は、このエラーページではなく、他のエラーページを表示するようにできます。
* xxxは、404などのステータスコードを指定します。4xx、5xxのように指定することもできます。
Spring Boot アプリケーションで、例外などのエラーが発生した場合に、ブラウザにWhite Label Pageではなく、静的なエラーページ(HTML)を表示します。
開発環境
・Windows 10 64bit
・Eclipse 2018-12(Eclipse 4.10)
・Java 8
・Spring Boot 2.1.3(Spring Tool Suite 4)
・Thymeleaf 3.0.11
デフォルトのエラーページ(White Label Page)
Spring Boot アプリケーションは、エラーが発生した場合、デフォルトで、ブラウザにWhitelabel Error Pageを表示します。
例外(Exception)やHTTP エラーなどのエラーが発生すると、ブラウザでは、以下のような画面を表示します。
・例外(Exception)
・HTTP エラー(404)
カスタムエラーページ(HTML)
ここでは、
エラーが発生した場合、ブラウザにWhite Label Pageを表示しないようにします。
静的なエラーページを表示する場合は、プログラムや設定ファイルをさわることなく、HTMLファイルを配置するのみで、カスタマイズすることができます。
すべてのエラー(例外(Exception)など)
以下のディレクトリ直下にエラーページを配置します。
エラーが発生した場合、ブラウザにこのエラーページが表示されます。
・ディレクトリ
src/main/resources/templates
・エラーページ
error.html
例えば、
「error.html」(以下のソースコード)を配置すると、エラーが発生した場合、この「error.html」が表示されます。
・ソースコード
<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>Error</title> </head> <body> エラー </body> </html>
HTTP エラーが発生した場合も、このエラーページが表示されてしまいますが、HTTP エラーが発生した場合は、このエラーページではなく、他のエラーページを表示するようにできます。
HTTPエラー
以下のディレクトリ直下にエラーページを配置します。
特定のステータスコード(HTMLファイル名に指定)のHTTP エラーが発生した場合、ブラウザにこのエラーページが表示されます。
・ディレクトリ
src/main/resources/templates/error
・エラーページ
xxx.html
* xxxは、404などのステータスコードを指定します。4xx、5xxのように指定することもできます。
例えば、
「404.html」(以下のソースコード)を配置すると、HTTP 404のエラーが発生した場合、この「404.html」が表示されます。
・ソースコード
<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>404</title> </head> <body> 404 </body> </html>
参考
29.1.11 Error Handling
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初めまして。
返信削除貴重な情報をありがとうございます!