エラー原因と対応方法|Azure 仮想マシン Linux の起動時に mcelog エラーが発生した


Azure Linux 仮想マシンを起動すると、mcelog エラーが発生した。ここでは、発生したエラーの内容と対応方法について、記載する。



環境

Azure 仮想マシン Linux (redhat 7.6)

サイズ Standard E8as v4 (8 vcpu 数、64 GiB メモリ)

エラー原因と対応方法

エラー情報

Azure 仮想マシンを起動すると、下記のエラーが /var/log/boot.log に出力された。


[FAILED] Failed to start Machine Check Exception Logging Daemon.

原因

利用している仮想マシンのサイズ ( AMD のプロセッサー ) では、mcelog がサポートされていないため、仮想マシンの起動時、mcelog サービスを自動起動しようとしたがエラーとなり、エラーログが出力された。

対応方法

mcelog の利用が必須の場合は、Intel のプロセッサーを採用している仮想マシンのサイズへ変更する。


mcelog を利用しない場合は、下記コマンドを実行して、mcelog サービスの自動起動を解除して、mcelog サービスを利用しないようにする。


・コマンド

systemctl disable mcelog.service
systemctl is-enabled mcelog.service


参考

Red Hat Bugzilla – Bug 1827890




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