pip を利用してパッケージを管理する方法について記載する。
インストール済のパッケージ一覧表示 list コマンド
list コマンドで仮想環境にインストール済のすべてのパッケージを一覧表示できる。下記の list コマンドコマンドを実行して一覧表示できる。
・list コマンド
pip list
・コマンド実行結果 例
Package Version --------------- ------- numpy 1.21.4 pip 21.3.1 setuptools 56.0.0 ...
パッケージの詳細表示 show コマンド
show コマンドで仮想環境にインストール済のパッケージを指定して、パッケージ詳細を表示できる。
・show コマンド
pip show パッケージ名
パッケージのインストール install コマンド
install コマンドでパッケージをインストールできる。install コマンドでパッケージのバージョンを指定しない場合は最新バージョンがインストールされる。また、インストールしたいパッケージのバージョンを指定してインストールすることもできる。
pip では、デフォルトで Python Package Index からパッケージをインストールしている。
・install コマンド
バージョン名を指定しない場合
python -m pip install パッケージ名
バージョン名を指定する場合
python -m pip install パッケージ名==バージョン
また、下記のように複数のパッケージをリストしたpackage_list.txt ファイルを使用して、指定されされたパッケージをすべてインストールすることができる。
・install コマンド
リストファイルを使用する場合
python -m pip install -r package_list.txt
・package_list.txt サンプル
numpy==1.21.4 pip==21.3.1 setuptools==56.0.0
パッケージを最新バージョンにアップグレード --upgrade
install コマンドで --upgrade を使用して、パッケージを最新バージョンにアップグレードできる。
・install --upgrade コマンド
python -m pip install --upgrade パッケージ名
パッケージのアンインストール uninstall コマンド
uninstall コマンドでパッケージをアンインストールできる。
・uninstall コマンド
pip uninstall パッケージ名
パッケージの検索
search コマンドでパッケージのデフォルトインストールサイト Python Package Index でパッケージ検索することができる。
・search コマンド
pip search パッケージ名
インストール済のパッケージリスト作成 freeze コマンド
freeze コマンドで仮想環境にインストール済のパッケージリストを作成できる。このリストを使用して、上記「パッケージのインストール install コマンド」のようにリストファイルで指定したパッケージをすべてインストールすることができる。
・freeze コマンド
pip freeze パッケージ名 > package_list.txt
・package_list.txt サンプル
numpy==1.21.4 pip==21.3.1 setuptools==56.0.0
参考
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