現時点 2024/03 では、AKS クラスタで、Kubernetes の Cronjob のスケジュール実行時間は UTC で設定することになっている。Cronjob のスケジュール実行時間を UTC から日本時間の JST に変更することはできない。
変更できない理由について
通常、Kubernetes では、下記 URL のの公開情報に記載されているように Cronjob の yaml ファイル (マニフェストファイル) でタイムゾーンを指定することが可能である。
URL :
https://kubernetes.io/docs/concepts/workloads/controllers/cron-jobs/#time-zones
しかし、AKS ではタイムゾーンを指定する kube-controller-manager がコントロールプレーンの一部としてマネージドで管理されていることから、Azure ユーザがタイムゾーンに変更を加えることがでできない。
また、Azure の担当者側でも、Cronjob の yaml ファイル (マニフェストファイル) でタイムゾーンを指定した場合においても、kube-controller-manager のタイムゾーンに設定を反映させることができず、結果的に Cronjob は UTC のタイムゾーンで動作する。
これは、現時点での Azure の機能上の制限となっている。
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