Azure|該当するサブスクリプション、およびサブスクリプションのリソースにアクセスできない|サブスクリプションを管理するサービス管理者は 2024 年 8 月末に廃止




サービス管理者の廃止による影響

2024 年 8 月 30 日以前は、サブスクリプションを作成したユーザはサービス管理者となり、サービス管理者は該当するサブスクリプション、およびサブスクリプションのすべてのリソースにフルアクセスできていた。しかし、サービス管理者は 2024 年 8 月 31 日頃に廃止された。また、このサービス管理者を該当するサブスクリプションで所有者ロールを割り当てたユーザ登録をしていなかった。これが原因で、このサービス管理者が、サービス管理者廃止後、該当するサブスクリプション、およびサブスクリプションのすべてのリソースにアクセスできなくなった。


Azure ポータル画面で、

サブスクリプション > 該当するサブスクリプション > 設定 > プロパティ

を確認すると、サービス管理者が利用できなくなったことが確認できる。


サービス管理者が該当するサブスクリプションのリソースにアクセスできなくなった場合の対応方法

サービス管理者だったユーザを該当するサブスクリプションで、所有者ロールを割り当てたユーザを作成することで解決できる。所有者ロールを割り当てたユーザは、サービス管理者と同じ権限を持つ。

また、
該当するサブスクリプションの所有者ロールを割り当てたユーザの作成は、
・グローバル管理者 ( テナント管理者 ) 
・管理単位内の管理者
・該当するサブスクリプションの所有者ロールが割り当てられたユーザ
ができる。


参考

サブスクリプションを作成したユーザのサービス管理者権限の廃止について

https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/role-based-access-control/classic-administrators?tabs=azure-portal#prepare-for-service-administrator-retirement




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